意外にも尼崎は初優出だった。準優10R、5コースからうまく2着に食い込ませて22年6月住之江66周年以来となるG1優出を決めた木下翔太(32)だ。「尼崎であまり走る機会もなかったし、いつも悪いエンジンを引いていたけど、今回はやれるなというエンジンでした。優出できて良かったです」。4日目までにあったターン回りの違和感も解消。十分に展開を突ける足になった。「G1のタイトルは欲しいですね」としみじみ語る。これで14回目のG1優出。そろそろ悲願にたどりつきたい。イメージも変わりつつあるセンタープール。6号艇でも諦めずに1着だけを狙う。