【岸和田競輪・高松宮記念杯決勝戦】小橋正義氏 古性を逆転するのは、あの男しかいない
2024年06月16日 09:45
競輪
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北井の決勝戦までの4走を見れば、今回もスピードの乗りは抜群です。3走目の青龍賞は南関ラインの先頭での走りでしたが、もの凄いカカリで他のラインを封じ切りました。
決勝戦の神奈川3選手の並びは郡司が先頭です。北井は準決勝と同じく番手での走りに。今年既にG1を勝っている郡司が先頭になるなら、脇本が相手でも駆けることになります。
北井は準決勝と同じく捲り上げてきた選手に併せて番手から出て行く展開になるでしょう。
以前は捲りになった時は車の出が悪くなる時もありましたが、最近はしっかり間合いを取って出られるようになっています。
場数を踏んだことで、落ち着いて走れるようになってきた。取りに行くレースに徹します。後ろの和田真も離れる選手ではないので走りやすい。
別の展開としては郡司と脇本が叩き合いになるケースです。その時は北井は自力にスイッチすることになります。
同じく自力になる古性ですが、モガく距離は北井の方が長い。これも有利なポイントです。
北井が郡司の番手から出て押し切りG1初Vとみます。アタマは(9)で固定。2着は力で来る古性の(7)、古性に続きコースを突く南の(1)、北井追走に徹していく和田真で(8)。3着は絞らず総流しの21点です。(元競輪選手)