大広咲季 今井美亜の優勝を見て“ビビッ!” 大学院よりもボートレーサー

2024年06月27日 04:30

ボートレース

大広咲季 今井美亜の優勝を見て“ビビッ!” 大学院よりもボートレーサー
今井美亜のVを見てボートレーサー養成所の門を叩いた大広 Photo By スポニチ
 【女神にキュン】梅雨本番での開催だった前節の鳴門G3オールレディース。大広咲季(24=香川)は5、4、5、6、4、5、6、5、6着でシリーズを終えた。
 舟券には絡めなかったが、1Mではいい位置につけることも。道中でのレース運びが今後の課題になるとはいえ、攻める姿勢には好感が持てた。

 水神祭はすでに経験済み。23年4月平和島ヴィーナスシリーズ3日目7R、デビューしてから61走目だった。

 6コースから最内を差し伸びて、3連単は23万2210円の超ビッグ配当。

 「すごくうれしかったし、そこまでは良かったんですが、それからが長いですね。2勝目が遠いです」と苦笑いを浮かべる。

 大広は岡山大農学部出身。今後の進路を考えていた時、19年暮れのクイーンズクライマックスで優勝した今井美亜の走りを見て衝撃を受けた。

 父がボートレース好きで小、中学生の頃から興味はあったというが、今井のレースを見たことが決定打に。「大学院よりボート選手」という答えにたどり着いた。

 養成所の試験は一発で合格。大学では漕艇(そうてい)部に所属していたこともあり?女子トップの勝率5.86で卒業した。

 デビュー初勝利をマークしたとはいえ、今はまだダッシュからレースを覚える日々。「スローに入るのはまだ先です。まずは2勝目、そしてB1級に上がること」が当面の目標だ。

 ※今後の日程…現在、30日までの桐生ヴィーナスシリーズに出走中。7月13~18日の福岡一般戦、7月25~28日の芦屋一般戦。

 ◇大広 咲季(おおひろ・さき)1999年(平11)11月22日生まれ。香川県出身の24歳。131期。2022年11月まるがめ一般戦でデビュー。23年4月平和島ヴィーナスシリーズで初1着をマークして水神祭。師匠は竹田和哉。同期には石本裕武、田中駿平、石渡翔一郎ら。1メートル59。血液型O。

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