【尼崎ボート SGグランドチャンピオン】栗林幸太郎“超イイ値”は羽野直也 セット交換で輝きを増す男

2024年06月27日 04:30

ボートレース

【尼崎ボート SGグランドチャンピオン】栗林幸太郎“超イイ値”は羽野直也 セット交換で輝きを増す男
セット交換でパワーアップした羽野直也 Photo By スポニチ
 ボートレース尼崎「第34回グランドチャンピオン」は3日目を迎える。初日ドリーム戦覇者の茅原悠紀がFに散る波乱はあったが、2日目も逃げが8勝と引き続き“イン有利”の流れに。得点率トップはオール3連対の池田浩二。菊地孝平&桐生順平が48秒5のトップタイムを叩き出し、好仕上がりをアピールする。栗林記者の“超イイ値”は羽野直也(29=福岡)を指名。12R6号艇でのホームラン狙いだ。
 流行に乗るのは昔も今も世の常。ボート界でも“セット交換(ピストン、リング、シリンダーケース)”が空前の大ブームになっている。

 近況でいうと馬場が6月住之江G1周年の優勝戦1号艇でセット交換を敢行。見事に足の上積みを成功させて優勝したのは記憶に新しい。今節は連日、多数の選手が部品交換を行う中、ひときわ輝いているのは羽野直也だ。

 初日に早速、部品交換すると、2走2連対の走りで好スタートを切った。2日目4Rは外を回して見せ場なく4着も、しっかり先を見据えている。

 「セット交換をして行き足が良くなった。初日とは全然体感が違いますね。2日目は合い切っていなかった。それでも出足やターン回りはペラや外周りで上積みできそうな感じはある」と冷静に足の状況をジャッジ。エンジン自体は強化されていて、調整次第では伸びしろは十分に残っている。

 昨年はオーシャンカップで自身初のSG制覇を果たし、転機の年となった。「SGを獲って自信を付けたというよりも、コンスタントに平均値が上がってきたことの方が自信になる」と着実に実力を上げ、今や九州屈指の実力派に進化を遂げている。

 上積みの余地のあるエンジンを駆使して、勝負どころでスピードターンを繰り出し、ポイントを量産する。

 【栗林の買い目】前半3Rはインの懐を突く。<2>=<3>、<2>=<4>、<2><1>流し。後半12Rはシャープに艇間を割って一発。<6>=<4>、<6>=<2>、<6>=<1>流し。

 ◇栗林 幸太郎(くりばやし・こうたろう)大阪に移籍して5年間の名古屋暮らしも今月で終了。中でも浅間町にある馬力屋のにんにくサガリは絶品だった。

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