【取手競輪 74周年記念 水戸黄門賞 初日】地元のホープ吉田有希が圧逃「状態は申し分ない」

2024年06月27日 12:46

競輪

 令和6年能登半島地震復興支援、大阪・関西万博協賛、取手競輪開設74周年記念G3「水戸黄門賞」(優勝賞金522万円)は、きょう27日開幕した。3Rは地元のトップバッターだった吉田有希(22=茨城・119期)が“圧逃劇”を披露した。
 レース後、取材エリアに登場した吉田は「すげー緊張した。ひと安心です」とホッとした様子。打鐘から先手を奪い別線を完封したレースの振り返りを求められると「渡口(勝成)さんが前を取ってくれたので中団から。緩んだところで落ち着いて仕掛けられた。自分のペースに入れながら、ホームでスピードに乗せてバックで耐える感じ。後ろが辰さん(芦沢辰弘)だったので、絶対止めてくれると思って出し切るレースができた」と笑顔を浮かべた。

 今期はここまでF1でも決勝に乗れないことがあるなど不振。ただ、初日は本来の出来を感じさせる圧倒的な走りを披露した。

 「(前回の)宮杯より数段いい。自信を持って走れる。練習から“楽だな、余裕があるな”という感じ。4月は花粉症でキツかったが、地道に練習してきた成果ですね。状態は申し分ない」と手応えを口にした。

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