武井壮 日本選手団にエール「自分史上最高の一日を」
2016年08月06日 05:30
五輪
ブラジルでメダリストになったことがある。13年に行われた世界マスターズ選手権の男子200メートル(40~44歳クラス)で銅メダルを獲得。「ブラジルの方は明るくて陽気で優しい。僕も凄く応援してもらえた」と振り返り、「良いパフォーマンスをすれば必ず味方になってくれるお祭り好きの人」と印象を明かした。
武井は今もバリバリの現役。フランスで昨年開かれた同選手権の男子400メートルリレー(同)で金メダルを獲得した。今後は「違う競技で世界を狙う」とさらなる高みを目指している。現在はボウリング、ビリヤード、ゴルフのプロ資格取得が目標で、「五輪もプロも片っ端から狙っていく。競技会は世界中にたくさんありますから」と意気込んだ。
最近は乗馬を始めた。「馬術は70代で代表になられる方もいる。あと30年あると思えばいくらでも成長できると思う」と情熱は増すばかり。「(東京五輪の競技になったスポーツ)クライミングに挑戦する可能性もありますね。すべての競技を視野に入れて、楽しんでいけたらうれしい」と挑戦を続けていく。