聖火最終ランナーはデリマ氏 04年アテネ五輪、乱入被害で銅
2016年08月06日 12:03
五輪
デリマ氏はアテネ五輪の男子マラソンにブラジル代表として出場。36キロ地点までトップを快走していたが、沿道から乱入した観客に襲われて失速。3位でのゴールとなった。襲われながら完走したことから、国際オリンピックから銅メダルとは別にクーベルタン男爵の名をつけた特別メダルを贈呈されたほか、同年、ブラジル最優秀スポーツマンを受賞した。
聖火ランナーの最終走者としては、当初有力視されていたサッカー元ブラジル代表のペレ氏が健康上の理由で断念、「開会式に参加できる状態ではない」と式典自体への不参加を発表していた。