東京大会では、選手村と各競技会場の間を結ぶ水素で走る「燃料電池車」が大量に導入される予定。観戦する人のためには、東京都が、東京駅周辺と臨海部を結ぶBRT(バス高速輸送システム)などの新しい公共交通機関に燃料電池バスを採用することを検討している。観光客や観戦者を運ぶ水上バス、屋形船の充実も目指している。
また、国土交通省は外国人旅行者を2020年に4000万人に増やす目標達成に向け、ホテルなど宿泊施設を建設する際、延べ床面積の上限を示す容積率を緩和して現在の1・5倍まで認めることを決めた。
ホテル不足が懸念される中、容積率の緩和で、階数や延べ床面積を増やし、より多くの客室を確保できるようになる、としている。