イラン代表 W杯でナイキ使えない!?米が制裁再発動「シューズ提供できない」

2018年06月15日 08:10

サッカー

イラン代表 W杯でナイキ使えない!?米が制裁再発動「シューズ提供できない」
モロッコ戦へ向け練習するイラン代表の選手たち(AP) Photo By AP
 トランプ米政権が表明したイラン核合意離脱と制裁再発動のあおりを受け、サッカーのW杯ロシア大会で、イラン代表選手が米スポーツ用品大手ナイキのサッカーシューズを履いてプレーできなくなる可能性が浮上している。米国とイランのメディアが11日までに報じた。
 米国の核合意離脱表明を巡っては、既に制裁を恐れる世界各国の企業に混乱が波及しており、国際政治の緊張がサッカーの祭典にも影を落とした形だ。ナイキは米制裁の再発動を理由に「米企業として、今回はイラン代表にシューズを提供することはできない」と表明している。

 15日にモロッコ戦を控え、イラン代表でナイキを愛用している選手は他国の選手に同社製品を借りたり、自ら店舗で購入するなどの対応を迫られている。ケイロス監督はプレーに悪影響が生じると非難し、FIFAに支援を要請した。ナイキジャパンは「米本社がイラン代表にシューズの提供を禁止するという情報は私たちも存じておりましたが、米本社からこちらに具体的な方策、公式なリリースなどは伝えられていません」としている。

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