セネガル シセ監督、2度リード守れず「集中力を欠いていたのかもしれない」

2018年06月25日 03:11

サッカー

セネガル シセ監督、2度リード守れず「集中力を欠いていたのかもしれない」
セネガル・シセ監督 Photo By スポニチ
 【W杯1次リーグH組   セネガル2―2日本 ( 2018年6月24日    エカテリンブルク )】 セネガルのシセ監督が試合後の会見に出席し、日本戦を振り返った。
 ――勝てなかった。残念か?

 「もちろん残念です。セネガルのプレーは最高だったとは言えない。ポーランド戦ほどのプレーはできなかった。2度リードしたが、2点を許した。がっかりしています。グループは3試合ある。コロンビア戦に向かないといけない」

 ――日本の印象は?

 「予想通り技術力の高いチームだった。パスの質も良かった。序盤はプレッシャーをかけて快適にプレーをさせなかったが、技術的に質が高い。5メートルのスペースを与えると危険な状態になった」

 ――ポーランド戦との違いは?集中力欠けていた?

 「72時間の間に何が起きたか説明がつかない。セネガルには世界的な選手がそろっている。2つの得点を許したのは残念。良いプレーができなかった。日本の方が良いプレーをしたのではないか。日本は技術的に高く試合をコントロールした。リードしたが、我々は集中力を欠いていたのかもしれない」

 ――マネのコンディションは良くなかった?

 「そんなことはない。マネのような選手は大きな期待を背負っている。スポットライトを常に浴びている。もっと良いプレーができたかもしれない。しかしポーランド戦より良かったと思う。コロンビア戦ではもっと良いプレーをしてくれると思う」

 ――日本がフィジカルでも対応してきたのは誤算だった?

 「別に問題だとは思っていない。大きくても強くてもサッカーではあまり意味がない。スピード、ショットでは日本の方が良かった。肉体的にはそれほど差はなかったと思う。14番(乾)、15番(大迫)は(枠内に飛んだ)オンターゲットでかなりシュートを打った。私たちを混乱させた。クリバリと15番は肉体的にも差がなかった」

 ――次へ改善点は。

 「インパクトを改善しないといけない。もっとアグレッシブにプレーしないといけない。世界レベルの大会では試合展開が早く集中力が必要になる。ポーランド戦ではうまくいったが、今回はエラーが多かった」

 ――次はサマラで試合(コロンビア戦)。準備はできている?

 「もちろん。今日は負けたわけではない。良いプレーはできなかったが、負けはしなかった。ノックアウトステージ(決勝トーナメント)に行きたい。自信を持つことが重要。コロンビアは質の高い選手がいる。今回の2倍の努力をしないといけない」

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