前半同点弾の乾「得意のコースだった」、本田は後半に同点弾「緊張感続く」

2018年06月25日 04:58

サッカー

前半同点弾の乾「得意のコースだった」、本田は後半に同点弾「緊張感続く」
<日本・セネガル>前半、同点ゴールを決めて喜ぶ乾(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【W杯1次リーグH組   日本2―2セネガル ( 2018年6月24日    エカテリンブルク )】 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会第11日は24日、1次リーグが行われ、H組の日本(FIFAランク61位)はエカテリンブルクでセネガル(同27位)と対戦し2―2で引き分け、2010年南アフリカ大会以来2大会ぶり3度目となる決勝トーナメント進出決定は持ち越しとなった。
 日本は16強入りを懸け、28日の1次リーグ最終戦でFIFAランク8位の強豪ポーランドとの第3戦で勝つか引き分ければ、自力で2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たす。

 ▼MF乾 (得点シーンは、長友)佑都くんが上手く裏に抜け出してくれた。裏は狙い所だった。その飛び出しからで、ちょっとトラップが悪くて、自分のところにきた。最初、スルーしようかどうか迷ったけど、あの角度だと佑都くんはシュート打てない。上手くゴール方向に向けたし、得意のコースだったので、打ってみようと。その結果です。(W杯初ゴールは)もちろんうれしかった。同点ゴールということもあるし、2点目を取るチャンスもあったし、あの1点に満足していない。

 ▼MF本田 こういう流れで出て、結果を出せたことはホントにうれしく思ってますけど、チームとして欲を言えば、1―1のまま僕が出て、勝ち点3を取りに行けたらという欲は、もちろんあります。それができなかったというところで、最終戦までもつれる訳で、予定とは変わりますけど、これがW杯でもあるし。一度追い付いたことに関しては、いいとは考えられますけど、失点をしちゃってるんで、緊張感は続きますよね。

 ▼DF吉田 ここで勝ち点3を取りたかった。でもW杯はそんなに甘くない。アフリカの身体能力の高さを教えてくれた。勝ち点1が妥当。むしろ2度よく追いついた。(守備について)入りの部分でアグレシブさに欠けた。そういうところで克服しないといけない。

 ▼MF柴崎 (1点目)佑都さんがいい飛び出しをしているのが見えたので、まああっちのサイドのサイドバックがあんまりいい対応をしていなかったので、そこはうまく突けることができた。基本的にはしっかりとつなぎながら、連係を取りながらっていう部分をイメージしていたが、予想以上に(相手の)裏への配球の対応があまりよくなかったので、そこはある程度ロングボールを混ぜながらというふうに切り替えた部分は個人的にはある。

 ▼MF香川 よくリードされた状況で追いついたし、それは非常にチームとしての強さを感じる。ただこれに満足しちゃいけない。まだ勝ち点4で予選リーグ突破を決めてないので、次は必ず勝つために、勝ちきるために、そして無駄な失点をしないために、そして最初がどれだけ大事かは分かっているので、準備していきたい。

 ▼DF長友 正直勝ちたかった。勝てた試合だと自分では思っている。それくらい良いサッカーができていた。ただ2失点しているので、そこは反省しないといけない。(本田の得点は)やっぱりこのW杯でおっさんたちが結果を出したい気持ちがあったし。その気持ちが凄い強かったから。やっぱり彼の得点は格別でした。自分のゴールのような感覚でしたね。

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