乾 大使館で異例入団会見!30歳集大成へ決意「最後の移籍」

2018年07月13日 05:30

サッカー

乾 大使館で異例入団会見!30歳集大成へ決意「最後の移籍」
乾(左)の新背番号は14に決定。右はベティスのラモン・ゼネラルダイレクター Photo By スポニチ
 ベティスに完全移籍した日本代表MF乾貴士(30)が12日、都内のスペイン大使館で異例の入団会見に臨んだ。3年契約で新背番号は「14」に決定。集まった報道陣は約130人、選手が母国で入団会見を行うのはスペインリーグ史上初めてで「今後(行われるかは)僕の活躍次第。1回で終わらないようにしたい」と話した。
 30歳の乾にはまさに集大成の挑戦だ。「恐らくこれが最後の移籍になる」と明かした。ベティスとはエイバル時代に対戦、華麗なパスサッカーには強く引かれていた。その後、セティエン監督の熱望により、移籍が実現。既に日本時間午後10時に合わせベティスの試合が組み込まれるなど、乾の活躍はリーグ全体からも期待されている。

 W杯で日本中を歓喜させた2発は記憶に新しい。帰国後は「電車では指をさされ、プールでは盗撮され、子供の運動会では子供に囲まれた」と笑う。背番号はそのロシアでも背負った14番。ベティスのフェレール副会長は14番の代名詞でもある故ヨハン・クライフ氏に傾倒しており、特別な番号でもある。

 世界最高峰のリーグ戦に加え、Eフランクフルト時代以来、自身2度目の挑戦となる欧州リーグも控える。「楽しみしかない。攻撃の選手なので攻撃で違いを見せたい」と乾。26日にはチームに合流予定で、来月3日に予定される英プレミアのボーンマスとの練習試合が、新天地でのデビュー戦となりそうだ。

 ▼レアル・ベティス 1907年創立、スペインのアンダルシア州セビリアに本拠を置く。34〜35年シーズンにリーグ優勝。2度のスペイン国王杯優勝経験を持ち、王家を指す「レアル」の称号を授かっている名門。ソーシャルメディアのフォロワー数はスペインでも4番目に多く人気、知名度は国内屈指。「アンダルシア・ダービー」を戦うセビリアとは強いライバル関係にある。昨季のリーグ戦は6位。キケ・セティエン監督。

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