昨年5月に右膝前十字じん帯損傷および右膝外側半月板損傷で全治8カ月の大ケガを負ったC大阪FW都倉が8日、実戦復帰を果たした。J2磐田との練習試合(45分×2本)の後半29分から出場。「ようやくチームに貢献できる土俵に滑り込めた喜び、ようやくチームに貢献できる自分への期待がある」。273日ぶりのピッチに安堵(あんど)の表情を浮かべた。
試合終了間際には相手DFを背負い、持ち前のフィジカルの強さを発揮。「わずか一つだったけどコンタクトプレーができたのは収穫」と今の状態も確認できた。リハビリ中はチーム戦術をピッチ外から客観的に見続けて分析。さらにオフに渡米した際には最新トレーニング法を吸収するなど収穫はあった。
9日のJ2京都とのプレシーズンマッチにも同行。徐々に出場時間を延ばし、3年ぶりのタイトル獲得へ向けた力になる。