Jリーグ実行委員会 17日以降自席で叩ける鳴り物使用可能に、メガホンは対象外

2020年10月06日 15:15

サッカー

Jリーグ実行委員会 17日以降自席で叩ける鳴り物使用可能に、メガホンは対象外
村井チェアマン Photo By スポニチ
 Jリーグは6日に実行委員会を開催し、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインを改訂を発表した。ホームクラブの判断となるが、今月17日以降から太鼓や応援ハリセンなど、自席で叩ける鳴り物の使用が可能となる。ただし、飛沫(まつ)リスクがあるメガホンの使用は対象外となる。
 横断幕、タオルマフラーの掲出や手拍子の解禁からステップアップ。使用を許可する場合はホームとアウェーは同条件となり、ホームクラブのみの許可はできないこととなる。また、使用場所はホーム試合運営ルールに従い、スタジアム備品を叩くなどの行為は禁止される。

 前日の対策連絡会議で議論された一部サポーターのブーイング行為など、違反行為に対して村井チェアマンはゴルフの“OB杭”を引き合いに出し「あれをするなこれをするな、と禁止事項を並べ立てるよりはクラブが判断をリスペクトしようというのが基本姿勢です。個々クラブがマネジメントする事項なので、クラブの判断ができる余地、フェアウエーを広く取るということ」と説明した。

 また、「“OB杭”という点では大きな声で叫び続ける、指笛などで飛沫が飛ぶようなことはあってはならないこと」と禁止事項を強調。スタジアム内での禁止行為の対応については、これまで通り各クラブの判断に委ねられるが、「これも、ベースとしてはファン・サポーターを信じるというところがスタート地点になる。本来、クラブを愛する方々であればクラブを傷つける自傷行為はしないだろうということが、今回の基本的な思想です」と話した。

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