1メートル58のスーパーサブ高足が2得点!前橋育英が4大会ぶり8強

2022年01月02日 14:52

サッカー

1メートル58のスーパーサブ高足が2得点!前橋育英が4大会ぶり8強
<前橋育英・鹿島学園>後半、前橋育英・高足(右)はゴールを決め喜ぶ(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【第100回全国高校サッカー選手権第4日・3回戦   前橋育英2―1鹿島学園 ( 2022年1月2日    熊谷陸 )】 前橋育英が鹿島学園に競り勝ち、優勝した17年度以来4大会ぶりの8強を決めた。前半終了間際に負傷したFW守屋練太郎(3年)に代わってピッチに入ったFW高足善(2年)が2得点。1メートル58の小兵ながら後半17分の右クロスに頭から飛び込んで先制点を決めると、1―1で迎えた同39分にはこぼれ球を蹴り込んで試合を決めた。
 高足は三重に6―0で快勝した12月31日の2回戦でも交代出場からゴール。山田耕介監督が「途中出場からでも必ずと言っていいほど得点を取れる。どこのスペースが空いているか考えながらプレーできる選手」と信頼を寄せるスーパーサブが本領を発揮した。

 背番号24のアタッカーは緊急出場を「アップもできていない状態で入って何をしていいか分からなかった」と振り返りながらも、徐々に日頃からプレーの流れを読んで意識しているという予測とポジショニングで真価を見せつけた。「1点目は(味方の動きに)相手の2枚がつられて自分がフリーになって、2点目はサイドにいて“こぼれてくるかな”と感じて外にいた」と抜群の嗅覚で勝利を引き寄せ「(決められて)一安心です。自信が付きました」と息をついた。

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