松木から2点!青森山田が4大会連続8強

2022年01月02日 16:49

サッカー

松木から2点!青森山田が4大会連続8強
<阪南大高・青森山田>前半15分、ヘディングシュートを試み、相手のオウンゴールを誘発した青森山田・松木(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【第100回全国高校サッカー選手権第4日・3回戦   青森山田3―1阪南大高 ( 2022年1月2日    駒沢 )】 3冠を狙う青森山田が3ゴールを決めて、4大会連続で準々決勝に進出した。前半15分、MF藤森颯太(3年)の右クロスにFC東京入りが内定しているU―22日本代表MF松木玖生(3年)が飛び込み、オウンゴールを誘発。後半3分には巧みなボールキープで自ら獲得した右CKを、DF丸山大和(3年)の頭に合わせてアシストした。2点に絡んだ松木は「タフな試合になると思っていたが、いい時間帯に先制点を決められたことが勝因になった」と冷静に振り返った。
 大会初戦となった12月31日の2回戦・大社(島根)戦は6―0で勝ったものの、前半はノーゴールだった。「前の試合は立ち上がりが悪かった。そこで圧倒的な差を見せつけると、チームで話していた」。主将の松木を中心に試合開始から全開のプレーを貫いて、ピッチを支配。後半12分にもショートカウンターからFW名須川真光(3年)が右足でゴールし、試合を決めた。

 守備陣もセンターバックの丸山を中心に奮闘。2試合で11得点の阪南大高を1点に抑え、黒田剛監督は「最終ラインとGKがよく我慢した。プレミアリーグでFWの強い選手とやってきたことが、彼らの自信になった。今日はセンターバックがよく頑張った」と称えた。

 選手権では2年連続準優勝の青森山田だが、今季はインターハイと高円宮杯U―18プレミアリーグEASTを制覇。3冠まであと3勝に迫ったが、黒田監督は「目標はまだまだ先。目の前の1勝に向けて、しっかり準備したい」と気を引き締めた。

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