横浜 王者・川崎F撃破!仲川2発 2戦で早くも昨季超え3発

2022年02月24日 05:30

サッカー

横浜 王者・川崎F撃破!仲川2発 2戦で早くも昨季超え3発
<横浜・川崎F>後半、勝ち越しゴールを決め、ガッツポーズする横浜・仲川(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第9節第1日   横浜4―2川崎F ( 2022年2月23日    日産ス )】 明治安田生命J1リーグは23日、ACL出場チームによる2試合が行われ、横浜がホームで王者・川崎Fを4―2で撃破した。優勝した19年にMVP、得点王となったFW仲川輝人(29)が2得点。1―1の後半13分に右足で勝ち越し弾を決めると、3―2の後半33分には芸術的な右ミドルを叩き込み、チームを今季初勝利に導いた。
 横浜がホームで王者を粉砕した。前半32分に先制を許したが、後半に入ると自慢の攻撃陣が爆発。後半12分にFWエウベルの得点で追いつくと、たたみかけるように次々に得点を重ね、終わってみれば昨季リーグ最少28失点だった相手に4ゴールを浴びせた。就任2季目のマスカット監督は「自分たちのサッカーがピッチ上で表現できれば、どこも止めることはできない!」と誇らしげに振り返った。

 快勝の原動力となったのが、復活を期す仲川だ。1―1の後半13分にエウベルのクロスに反応し、ゴール前に飛び込み右足で合わせて勝ち越しに成功すると、圧巻は3―2の後半33分。左サイドで仕掛け自らスペースを見つけると、右足を振り抜き、巻いたシュートでゴール右端に叩き込んだ。「練習でも入ったことない、10回に1回出るくらいのシュート」と、自身もびっくりの芸術弾。18年9月の仙台戦以来となる1試合2発で完全復活を印象づけた。

 仲川は19日のC大阪との開幕戦でもゴールを決めており、これで計3点。早くも一昨年、昨年の得点数「2」を超えた。この2年はケガにも泣かされ「ふがいないシーズンを過ごしていた」と振り返る。チームが川崎Fに勝ったのは優勝した19年の11月以来。くしくも川崎Fが4失点を喫したのもその試合以来で、仲川も得点を決めていた。

 19年に川崎Fの3連覇を阻止し、今年も打倒・川崎Fの一番手とされるのが横浜だ。「絶対勝ってやろうと、チーム一丸でもぎ取った勝利だと思います」と仲川。再び川崎Fの3連覇阻止へ――。横浜が直接対決でいきなりその強さを見せつけた。

 ≪仲川 チームで8人目9度目の開幕戦から2試合連発≫横浜のFW仲川が開幕戦から2試合連続ゴール。チームでは19年のエジガル・ジュニオ以来、8人目9度目。次戦の27日柏戦で得点を挙げて3試合連続となれば、95年ビスコンティ、06年マグロンのチーム最多記録に並ぶ。ちなみにJ1のシーズン開幕戦からの最多連続試合得点は98年森島寛晃(C大阪)の7試合連続。

おすすめテーマ

サッカーの2022年02月24日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム