川崎F もう黒星…4季ぶり逆転負け 「発展途上」もV3へ試練

2022年02月24日 05:30

サッカー

川崎F もう黒星…4季ぶり逆転負け 「発展途上」もV3へ試練
<横浜・川崎F>敗戦し、悔しそうな表情を浮かべる川崎Fイレブン(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第9節第1日   川崎F2―4横浜 ( 2022年2月23日    日産ス )】 王者に早くも土がついた。開幕戦で肩を脱臼したDF車屋を欠く中、川崎Fは4失点で完敗。リーグ戦の逆転負けは18年4月のC大阪戦以来、4季ぶりとなった。先制点を決めたFW家長は「4失点はショックではなくて、そんなことよりも4点、5点取れなかった方がショック。個人個人がどれだけ自信を持ってできるかというところが、ちょっと欠けている」と攻撃面での課題を厳しく指摘した。
 前半、劣勢を立て直して先制したところまでは良かった。だが、後半12、13分に連続失点。「際」と表現する細部の緩みが勝負の分かれ目となり、鬼木監督は「やっぱり自分たちはまだ発展途上。昨年の王者かもしれないが、また今年はしっかりと積み上げていかなきゃいけないことも多くある」と受け止めた。開幕25戦不敗だった昨季とは一転、3連覇を目指す今季は試練の船出だ。次は中2日で敵地の鹿島戦。下を向いている暇はない。 

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