川本治氏 代表サバイバルへ貴重な実戦 もっと貪欲にいってほしかった

2022年06月11日 04:30

サッカー

川本治氏 代表サバイバルへ貴重な実戦 もっと貪欲にいってほしかった
<日本・ガーナ>後半、久保のゴールをアシストする三笘(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【キリン杯   日本4―1ガーナ ( 2022年6月10日    ノエスタ )】 【川本治 視点】本大会まで実戦が少ない中で、攻撃陣にとっては貴重なアピールの場。三笘は1得点1アシストでアピールした。得点はカットインして、クロス気味にゴールを狙ったもので、GKも出にくいコース。アシストもDFを引きつけてからパスを出していて、久保は決めるだけだった。スピードがあり、ドリブルも細かく、マークする相手がボールを奪いにくい。日本人でこれほど仕掛けられる選手はいない。さらに、決めるべきところで決められる。相手が疲れたところで出場するとさらに効果的で、W杯でも絶対に必要な選手だ。
 ただ、代表メンバーのサバイバルという意味では、全体的にアピールできた選手は少なかった。上田は柴崎のクロスを頭で合わせた場面があったが、GKの正面。1試合に一度あるかないかの決定機だけに、決めてほしかった。堂安も左足をマークされると、打開できない場面があった。もっとできるはず。貪欲にガツガツいってほしかった。(元ジェフ市原強化部長)

おすすめテーマ

2022年06月11日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム