鳥栖“金星”スルリ…元同僚・水沼に同点弾許すも川井監督は手応え「次につながる試合だった」

2022年07月17日 06:00

サッカー

鳥栖“金星”スルリ…元同僚・水沼に同点弾許すも川井監督は手応え「次につながる試合だった」
<鳥栖・横浜>後半、CKを頭で合わせ勝ち越しゴールを決める鳥栖・黄錫鎬(中央奥)(撮影・岡田 丈靖)      Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第22節   鳥栖2-2横浜 ( 2022年7月16日    駅スタ )】 鳥栖はホームに首位の横浜を迎え、2―2で引き分けた。一時は逆転し“金星”の期待が膨らんだが、終盤に猛攻を受け追い付かれた。それでもリーグ戦の連敗を2で止め、上位相手に貴重な勝ち点を積み上げた。
 鳥栖は手にしかけていた金星があと一歩でつかめなかった。首位・横浜を相手に2―1とリードして迎えた後半40分。終盤の猛攻に耐え抜いていた中、元鳥栖戦士の水沼に同点弾を許し、2018年11月24日以来となる横浜戦の勝利はお預けとなった。

 リーグ戦2連敗、公式戦3連敗と不調の中で迎えた一戦。前半18分にPKでの先制点を献上し早々に追う展開となった。それでも同24分、縦への速い攻撃からジエゴのパスを受けたFW宮代が同点ゴール。「練習通りの形。パスが出てくると信頼して走った」。今季3点目のホーム初得点にも「得点しても勝てていないので満足してない。もっと得点にこだわる」と成長を誓った。

 1―1の後半14分にはセットプレーのチャンスから、DF黄錫鎬(ファンソッコ)が頭でゴールを決めた。先制されながらも一時は逆転した内容に川井健太監督は「首位相手に先制点を取られてもはね返した。一つ壁をクリアした。次につながる試合だった」と評価した。

 古巣相手に好セーブを連発したGK朴一圭(パクイルギュ)によると、連敗中に話し合いを持ち、上位にいることで漂っていた満足感などを指摘したという。「今日は意地が見えた。みんな責任感を持ってプレーしていた」と評価。ここから2週間の中断に入るが「ギアを上げていかないと」と、さらなるチームの進化に自信を見せていた。(村田 有子)

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