横浜・水沼 代表初選出御礼同点弾 4戦ぶりの今季5点目でチーム8戦負けなし

2022年07月17日 04:30

サッカー

横浜・水沼 代表初選出御礼同点弾 4戦ぶりの今季5点目でチーム8戦負けなし
<鳥栖・横浜>後半、同点ゴールを決め喜ぶ横浜・水沼(撮影・岡田 丈靖)      Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第22節   横浜2―2鳥栖 ( 2022年7月16日    駅スタ )】 明治安田生命J1リーグは各地で6試合が行われ、首位の横浜は敵地で鳥栖と2―2で引き分けた。19日に開幕する東アジアE―1選手権で日本代表に初招集されたFW水沼宏太(32)が、1―2の後半40分に頭で同点弾。チームに貴重な勝ち点1をもたらした。神戸は敵地で鹿島と1―1で引き分け連勝が3でストップ。日本代表選出のFW武藤嘉紀(30)が前半途中に右足を痛めて退いた。
 水沼がベテランの味を発揮した。1―2の後半40分、DF松原の右クロスに鋭く反応。ゴール前に切り込み、最後は頭で合わせてネットを揺らした。4試合ぶりの今季5ゴール目。チームに貴重な勝ち点1をもたらし「(松原)健が凄い良いボールをくれた。入って良かった」と振り返った。

 悔しさをバネに変えた。13日に発表されたE―1選手権の日本代表メンバーに、宮市らチームメート6人とともに選出。プロ15年目の水沼は悲願のA代表初招集だった。その中で迎えた古巣の鳥栖戦。だが、7戦ぶりに先発落ちとなった。それでも「悔しかったので、とにかく結果を残したかった」と強い気持ちで後半28分からピッチに立ち、最後はゴールまで決めてみせた。

 チームは2戦連続ドローに終わったものの8戦負けなし。17日にスタートする代表合宿に弾みをつけた。「ここまで積み上げてきたものをしっかりピッチで表現するだけ」。遅咲きのFWがA代表生き残りに全力を注ぐ。

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