川崎F・ラストワンプレーでルヴァン杯敗退 鬼木監督「一番後悔している」後半45分以降の戦い方悔やむ
2022年08月10日 22:15
サッカー
後悔を語ったのは後半45分以降の戦い方。「時間の使い方はサッカーを経験していれば分かるはずだと思うが、ゲームの中で全員に意思統一ができなかった。一番(ボールを)動かせる時間帯で動かせなかった。そこを自分の中で一番後悔している」と振り返った。
15日間で5試合を戦う過密日程の4試合目。終了間際の劇的な得点で勝利したリーグ横浜戦からは中2日での一戦だった。新型コロナ陽性者が相次いた序盤から選手は復帰してきているが、まだコンディションが整わない選手も多々。連続出場している選手の疲労もたまっていた。“コロナ余波”とも戦いながら気迫を見せたが、最後の最後に力尽きた。
2得点したマルシーニョは「何選手か4戦連続で出場していて、残念ながらこのタイミングで疲労感がとても出てしまった」と悔しさを語った。前日の20日は娘の誕生日で、今月末には妻が出産を控えている。2人にささげたゴールは実を結ばず、「選手全員、クラブ関係者全員が残念な気持ちでいっぱいになっている」と口にした。
今季残るタイトルは、3連覇が懸かるリーグ戦のみとなった。過密日程の最後は、再び中2日で迎える13日のリーグ京都戦。マルシーニョは「いつまでも悲しんでいても次はないので、とにかく切り替えてJリーグに集中していきたい」と奮い立たせるように言った。