アーセナル・冨安 右太腿裏に違和感で負傷交代 森保JAPAN最終ラインにまた暗雲

2022年11月05日 04:00

サッカー

アーセナル・冨安 右太腿裏に違和感で負傷交代 森保JAPAN最終ラインにまた暗雲
<アーセナル・チューリヒ>負傷交代するアーセナルの冨安(中央)(ゲッティ=共同) Photo By ゲッティ=共同
 【欧州リーグ1次L A組   アーセナル1ー0チューリヒ ( 2022年11月3日 )】 故障者が相次ぐ日本代表にさらなるアクシデントが降りかかった。W杯で主力として期待されているイングランド1部アーセナルのDF冨安健洋(24)が3日、欧州リーグの1次リーグ最終戦となるチューリヒ(スイス)戦で負傷交代した。
 冨安は後半28分から、右サイドバックとして途中出場したものの、同41分に接触プレーのないところで突然座り込み、右太腿裏を気にするそぶりをみせた。医療スタッフが状態をチェックして復帰したものの、同43分にプレー続行不可能と判断。冨安は厳しい表情で首を横に振り、自らの足でピッチを後にした。

 アーセナルのアルテタ監督は冨安の状態について「(ケガの場所は)まだ分からない。彼が違和感を覚えたので、我々もリスクを冒したくなかった」と交代の理由を説明した。「今こなしている試合数を考えれば、このようなケガはつきもの。練習でも試合でも起こり得る。残念ながら今日トミに起きた」と話した。

 冨安は以前にも同じ場所を負傷して長期離脱しているだけに、古傷が再発した疑いもある。アルテタ監督は現地メディアに対して「トミは筋肉系の問題を抱えた。48時間以内に判断し、次にどうするかを決める」と話すなど、深刻さをうかがわせた。

 森保ジャパンにとってはメンバー発表後に苦難が続く想定外の展開となった。センターバックは板倉も故障で離脱しており、不安が残る。メンバーの入れ替えも含め、指揮官が頭を悩ませる日々が続きそうだ。

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