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柏7位終戦　大谷のラストマッチ飾れず…引退あいさつで感謝「リーグ優勝ははっきり覚えている」

2022年11月05日 19:32

サッカー

柏7位終戦　大谷のラストマッチ飾れず…引退あいさつで感謝「リーグ優勝ははっきり覚えている」
試合後、引退のあいさつをする柏・大谷 Photo By 共同
 【明治安田生命J1第34節   湘南2ー1柏 （ 2022年11月5日    三協フロンテア柏スタジアム ）】 湘南に敗れて10戦勝ちなしで終了、それでも序盤の貯金で7位でシーズンを終えた。ネルシーニョ監督（72）は「前半、気が抜けた時間帯に失点し、攻撃に出て行く時間が作れなかった。ハーフタイムに修正したがすぐに2点目を取られた。4－4－2に変えてからは決定機ができてたが、逆転するところまではいけなかった」と振り返った。
　それでもシーズンを通しては「10位以内で終わった。来年は今年以上に上を向いて戦うために補強をしたい」と、来季へ意欲的。さらに今季限りで現役を引退するMF大谷秀和（37）が途中出場したが、勝利で飾ることはできなかった。

　試合後は大谷と染谷がサポーターらにあいさつ。大谷は両親や家族、3人の息子、サポーターらに感謝を伝えた。さらに「みんなと一緒に勝ち取ったリーグ優勝は今でもはっきりと覚えている」とサポーターの応援に感謝した。引退は1カ月前に決めたそうで、故障した足首のことなどもあり、「体がボロボロになるまでサッカー選手を続けようとは思っていない。まだやれるといううちに」と、考えて、ネルシーニョ監督やフロントと相談して決めたという。今後は指導者を目指す予定だが、柏の監督との声には「思いは芽生えているが、監督に向いているかどうかわからない」と慎重だった。

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