京都、13日にJ1参入PO決定戦・熊本戦 MF松田天馬は故郷愛を封印「これも運命」

2022年11月09日 17:53

サッカー

京都、13日にJ1参入PO決定戦・熊本戦 MF松田天馬は故郷愛を封印「これも運命」
熊本戦へ向け調整する豊川(左から2人目)ら京都イレブン Photo By スポニチ
 J1参入プレーオフ決定戦・J2熊本戦(13日・サンガS)に臨む京都は9日、城陽市内で公開練習を行った。この90分間で来年1年間のカテゴリーが分けられる大一番。J1残留へ向けて期待されるのは、主将のMF松田天馬(27)だ。
 「プレッシャーを抱え込まなくて良い。それは経験のある人が背負えば良いだけ」。J1湘南に所属していた19年にJ2徳島とのJ1参入プレーオフ決定戦に出場。1点ビハインドの後半19分に同点弾を決めた。今回同様に引き分けならば、上位優先のレギュレーション。チームを救う1発になった。

 複雑な思いも封印する。熊本は生まれ故郷で、去年のJ2昇格を喜ぶほど郷土愛は強い。自身が戦う状況でなければ「熊本にはJ1昇格してほしい」と願う。だが「これも運命。(J1昇格は)もう1年、待ってもらいます」ときっぱり。クラブ初のJ1昇格へ勢いに乗る相手を上回る決意を示した。

 「レギュレーションを考えるのは最後の10分だけで良い。最初は攻撃的にいく。それは譲れないスタイル」

 今季掲げたチームスローガンは「S Adventure」。来年もJ1での冒険を続けられるように、1メートル64の小さな闘将がチームの先頭に立つ。

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