アルゼンチン メッシPK失敗も若手2発で首位通過「ファンを喜ばせられて良かった」

2022年12月02日 02:45

サッカー

アルゼンチン メッシPK失敗も若手2発で首位通過「ファンを喜ばせられて良かった」
<アルゼンチン・ポーランド>PKを失敗し、悔しがるメッシ(AP) Photo By スポニチ
 【FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグC組   アルゼンチン2-0ポーランド ( 2022年12月1日    974競技場 )】 3試合連続得点は生まれなくても、アルゼンチンの主役はやはりこの男だった。英雄マラドーナの持つ同国のW杯出場試合数を塗り替える22試合目。快勝で1位通過を決めたFWメッシは「ファンを喜ばせられて良かった」と安堵(あんど)感に浸った。
 前半39分にPKを失敗。「自分が決められなかったことに腹が立った」と言う。それでも「最初の点さえ入れば流れは変わる」と動じなかった。後半にスイッチを入れたエースに呼応するように、1分、日本代表MF三笘とブライトンで同僚の23歳、MFマカリテルが代表初得点。メッシも約50メートルのドリブル突破で魅せると、22分には22歳のFWアルバレスが右足で鮮やかに加点した。

 初戦でサウジアラビアに衝撃的な番狂わせを許した後に「僕たちを信じてほしい」とサポーターに呼びかけた。宣言通り、見事に立て直した。「最後の挑戦」と位置付ける自身5度目のW杯。次は中2日でオーストラリアと戦う。「疲労は問題ない。しっかり準備するだけ」。悲願の頂点だけを見据え、一歩ずつ前進する。

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