三笘 ラインギリギリから決勝アシスト「脚が長くて良かった。感覚では中にあると思った」

2022年12月02日 06:38

サッカー

三笘 ラインギリギリから決勝アシスト「脚が長くて良かった。感覚では中にあると思った」
<日本・スペイン>後半、ラインぎりぎりで折り返し、田中のゴールをアシストする三笘(AP) Photo By AP
 【W杯カタール大会1次リーグE組   日本2―1スペイン ( 2022年12月1日    ハリファ国際 )】 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は2日、スペインと対戦し、2―1で逆転勝利。2勝1敗で勝ち点を6に伸ばして、2大会連続決勝トーナメント進出を決めた。日本は1位突破で、決勝トーナメント1回戦はF組2位通過のクロアチアと6日午前零時に対戦する。
 前半を0―1で折り返した日本だったが、後半3分に堂安が左足で同点弾を決めると、同6分にはゴールライン際で三笘が折り返したボールを田中碧が押し込んで逆転に成功した。

 前半はスペインに8割近いボールポゼッションを許す苦しい展開だったが、ベンチで見守った三笘は「予想通りの展開だったし、自分たちのプラン内で進めていたので0―1は全然OK、後半勝負だと思って準備していた」と冷静だったという。そして後半開始から途中出場し、同6分の決勝アシストで歴史的勝利に貢献。ゴールラインぎりぎりからボールを折り返した際どいプレーはVAR判定を経てゴールと認められたが、「いや~、1ミリかかっていれば良いなと思っていた。入った後は脚が長くて良かったと思いました」。VAR判定を待っている間の心境について「願っていたし、感覚では中にあるなと思っていた。ああいうバウンドするのも何か運があるし、(田中)碧が決めたのも何かあると思った」と話した。

 昨夏の東京五輪では準決勝でスペインと対戦し、延長戦の末に0―1で敗れた。「そこの悔しさもあった。このまま終わりたくない気持ちが強くて、国民の皆さんにもああいう姿で負けて帰れないと思った」と強い気持ちで雪辱を果たした。

 「これまでのワールドカップにおいても大きな2勝だと思う。でも次の勝負でベスト8に行ければもうひとつ歴史がつくれるので、もう一度みんなで集中し直していきたい」と決勝トーナメントでの戦いを見据えた三笘。決勝T1回戦の相手は前回準優勝のクロアチアだが「個々のクオリティーが高く世界的に有名な選手もいる。また我慢する展開になると思うが、今日のような試合をしてまた勝ちたい」と意気込みを語った。

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