決勝弾の田中碧「自分を信じていた」 決勝Tへ「次の試合が新たな歴史の始まり」

2022年12月02日 06:17

サッカー

決勝弾の田中碧「自分を信じていた」 決勝Tへ「次の試合が新たな歴史の始まり」
後半6分、逆転ゴールを決め、前田(左)と喜ぶ田中(AP) Photo By AP
 【W杯カタール大会1次リーグE組   日本2―1スペイン ( 2022年12月1日    ハリファ国際 )】 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は2日、スペインと対戦し、2―1で逆転勝利。2勝1敗で勝ち点を6に伸ばして、2大会連続決勝トーナメント進出を決めた。日本は1位突破で、決勝トーナメント1回戦はF組2位通過のクロアチアと6日午前零時に対戦する。
 前半を0―1で折り返した日本だったが、後半3分に堂安が左足で同点弾を決めると、同6分にはゴールライン際で三笘が折り返したボールを田中碧が押し込んで逆転に成功した。

 W杯初得点が値千金の決勝ゴールとなった田中は「前回(クロアチアに)負けて行けないんじゃないかって雰囲気が漂ってたんですけど、自分たちを信じてましたし、スタジアムもそうですけど、日本で朝4時ですけどたくさんの方が応援してくれたんで、そのお陰でしっかり勝って決めれたのでよかった」と充実の表情で語った。

 前半はスペインに圧倒的にボールを保持されたが、後半に修正した。「ドイツとの試合をイメージしながら、前半はゼロで進めるのが理想でしたけど。1失点してしまったのはしょうがないと思いつつも。(堂安)律のシュートから始まって逆転できたのはちゃんと力があったからだと思います」と話した。

 後半6分の逆転ゴールを振り返り、「(前田)大然と(三笘)薫がいたので残るんじゃないかと思っていた。信じていたのであそこまで入るのを信じてやり続けた。あそこにはいるのはずっとやってきた。うまく結果残せた」と田中。「自分を信じてましたし、ずっと前から自分はW杯で点を取るとイメージしていた。それを実行できてよかった」と喜んだ。

 ドイツ、スペインを撃破しての1位突破に「全員の力で勝ち取った決勝トーナメント」とし、「まだ何も成し遂げていない。ここから次の試合が新たな歴史の始まりだと思うので、そこに向かってしっかりと準備したい」と決勝T1回戦のクロアチア戦を見据えた。

おすすめテーマ

2022年12月02日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム