W杯史上に残る森保ジャパンの進撃 データが物語る奇跡の数々

2022年12月02日 09:27

サッカー

W杯史上に残る森保ジャパンの進撃 データが物語る奇跡の数々
厳しい表情で指示を出すエンリケ監督(左)と落ち着いた表情の森保監督(AP) Photo By AP
 【W杯カタール大会1次リーグE組   日本2―1スペイン ( 2022年12月1日    ハリファ国際競技場 )】 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本代表は1日(日本時間2日)、スペインと対戦し、2―1で逆転勝利。勝ち点を6に伸ばして、2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。日本は1位突破で、決勝トーナメント1回戦はF組2位通過のクロアチアと日本時間6日午前零時に対戦する。
 日本の進撃は、データからも奇跡に近いものだった。データサイト「Opta」によると、1966年以降で700回以上のパスを試みた上で敗れたチームは、日本に敗れたドイツ、スペインの2カ国のみ。同サイトがはじき出したスペイン戦での日本のボール保持率17・7%(FIFA公式では14%)で、これは史上最低の保持率でのW杯の勝利という。

 また、同一大会のW杯でドイツとスペインから逆転勝利を挙げるのも史上初。ともに前半にリードを許して後半に逆転したものだが、この勝ち方を同一大会で成し遂げたのは38年大会のブラジルと70年大会のドイツだけだ。森保ジャパンは史上初の8強どころか、もはや何が起きても不思議ではない。

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