森保監督 今までのやり方を貫いたクロアチア戦でのPK戦「私が全て決めた方が良かったのかなと…」

2022年12月07日 20:28

サッカー

森保監督 今までのやり方を貫いたクロアチア戦でのPK戦「私が全て決めた方が良かったのかなと…」
<サッカー日本代表・帰国会見>笑顔で会見する森保監督(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、初の8強まであと一歩に迫った日本代表の森保一監督(54)らが7日、成田空港着の航空機で帰国し、千葉県内のホテルで記者会見に臨んだ。
 会見には森保監督の他に日本代表の主将・吉田麻也(34)、日本サッカー協会の田嶋幸三会長(65)、反町康治技術委員長(58)が登壇した。

 今大会では1次リーグでドイツ、スペインと強豪2カ国を撃破するジャイアントキリングを起こして、グループリーグ首位通過で決勝トーナメントに進出した。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。PK戦は1―3で日本は敗れて史上初となる8強入りに届かなかった。

 PK戦のキッカー選出は選手に託される立候補制だった。「チームとして順番を決めるというのは準備をしていました。今まで私がやってきた中で、毎回同じやり方をしていたので、今回も同じような形を取るようにしました。結果を掴み取れず選手に責任を負わせてしまった部分で、私が全て決めた方が選手にとっても良かったのかなと思います。もしかしたら結果も違っていたかもしれない」と明かした。

 「PKを蹴ってくれた選手には本当に勇気のある決断をしてくれたと思います。口から心臓が出るぐらいの緊張とプレッシャーの中で日本のために戦ってくれた勇気を称えたい」とキッカーを務めた選手の勇気を称えた。

 そして「PK戦を見ていただいた方々に、失敗を恐れず勇気を持ってチャレンジする大切さを感じてくれたら嬉しいと思います」と国民にもメッセージを送った。

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