ポルトガル大勝!先発落ちC・ロナウドの代役ラモスが大会1号ハット 代表デビュー4戦目の21歳が大爆発

2022年12月07日 05:53

サッカー

ポルトガル大勝!先発落ちC・ロナウドの代役ラモスが大会1号ハット 代表デビュー4戦目の21歳が大爆発
<ポルトガル・スイス>ハットトリックを達成し、喜ぶポルトガル代表FWラモス(AP) Photo By AP
 【W杯カタール大会決勝トーナメント1回戦   ポルトガル6―1スイス ( 2022年12月6日    ルサイル )】 ポルトガルがエースのクリスティアーノ・ロナウド(37)をベンチスタートに回す大胆采配で4強に入った06年ドイツ大会以来の準々決勝を決めた。
 代わってセンターFWで起用されたゴンサロ・ラモス(ベンフィカ)が前半17分の先制点に続き、2―0の後半6分、4―1の同22分にも追加点を加え、今大会のハットトリック1号を記録した。

 W杯直前の11月17日に行われた親善試合ナイジェリア戦で代表デビュー弾を決めた新星はW杯1次リーグ2試合で途中出場から計10分の出場時間しかなかったが、C・ロナウドに代わって射止めた代表初先発の舞台でいきなり3得点1アシストと強い輝きを放った。

 ポルトガルのメディアによれば、21歳169日のラモスはエウゼビオが1966年イングランド大会で記録した24歳179日のポルトガル代表のW杯決勝トーナメント最年少得点記録を更新した。

 サントス監督は試合前のインタビューでC・ロナウドが控えに回ったこの日の選手起用に関して「戦術的なオプション」と説明。「この試合に向けて準備を進めてきた。異なる選手は異なる動きが可能」と語った。

 C・ロナウドは2日の韓国との1次リーグ最終戦でサントス監督から交代を告げられた際に不満げな反応を見せ、波紋を広げていた。先日退団したマンチェスターUでもテンハグ監督との対立が報じられていたエースは不満げな仕草は韓国の選手から早くピッチを去るよう促されたためと釈明していたが、サントス監督はスイス戦前日の会見で「全く気に入らない」と指摘。地元紙アボーラのアンケートではファンの過半数がC・ロナウドの先発落ちを求めたと報じられるなど逆風が吹いていた中で入れ替わるように新星が出現した。クラブに続いて代表でも苦しい立場を迎えている背番号7だが、この日は後半29分から交代で出場すると一際大きな拍手で迎えられ、同39分にはオフサイドで認められなかったものの、ネットを揺らして場内を沸かせる場面もあった。

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