遠藤航 W杯でのPK戦5番目に立候補していたと明かす「8強に行くというイメージしか持っていなかった」

2023年01月05日 19:07

サッカー

遠藤航 W杯でのPK戦5番目に立候補していたと明かす「8強に行くというイメージしか持っていなかった」
遠藤航 Photo By スポニチ
 W杯カタール大会でベスト16進出に貢献した日本代表MF遠藤航(29=シュツットガルト)が5日までに更新された、04年アテネ五輪で日本代表の主将を務めたDF那須大亮(41)のYouTubeチャンネルにゲスト出演。決勝トーナメント1回戦で敗れたクロアチアとのPK戦の心境を明かした。
 今大会の日本は、1次リーグでドイツ、スペインと強豪2カ国を撃破するジャイアントキリングを起こして、グループリーグ首位通過で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。PK戦は1―3で史上初となる8強入りに届かなかった。

 クロアチア戦で1―1からPK戦に突入した時に遠藤は「僕はもうなんか勝てると思ってましたけどね」と回顧し、PK戦を蹴りたいと思っていた。PK戦のキッカーが立候補制だったため、遠藤は5番目に立候補した。

 浦和時代に16年ルヴァン杯の決勝戦でPK戦になった際に遠藤が5番目に蹴ってPKを決めて優勝を決めていた。「ルヴァンで5番目に蹴って決めていたんで、いいイメージがあったので5番目に蹴りたいと思ってました」と縁起のいい5番目に立候補した理由を明かし、「自分がまたルヴァンカップのように決めてベスト8にいくというイメージしか持っていなかったですね」とポジティブなマインドがPK戦には大事だと語った。

 そして「あのPK戦に関して、個人的にはもう本当にワールドカップでPK蹴れるチャンスなんてないじゃないですか。そういう意味では僕は蹴りたいと思った。国民の皆さんが見てる責任を背負って蹴った上で、外してもしょうがないと思える覚悟を持てるか。蹴る勇気よりもそこだと思います」とPK戦の難しさを話した。

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