新潟・三戸 後半戦引っ張る U―22欧州遠征で手応え
2023年06月21日 04:50
サッカー
欧州遠征でつかんだ手応えを今度はリーグ戦で結果につなげる。三戸はリーグ戦4戦勝ちなし(1分け3敗)と苦しいチーム状況を自らの活躍で打開しようと燃えている。「(伊藤)涼太郎君も抜けたし、自分がチームを引っ張るつもりでやらないと」と強い気持ちで後半戦に臨む。
欧州遠征ではU―22のイングランド、オランダと対戦。三戸は2戦とも右SH(サイドハーフ)で先発し、MFエリオット(リバプール)らプレミアリーグで活躍する選手を多数擁したイングランド戦では、後半14分に自身の放ったシュートのこぼれ球を山本(G大阪)が押し込み先制。2―0の勝利に貢献した。「ゴール前で仕掛けて生まれた自分らしいシュート。イメージ通りでした」とゴールを決め切ることはできなかったが、得点に絡む動きはできた。
一方、オランダ戦は0―0で引き分け。「足元がしっかりしていたし、伸びてくる足は長かった。足の長さだけはどうにもならない」と笑いを誘ったが「勝てなかったけど、イングランド代表よりは嫌なチームだった。そういうチームとやって経験も積めたし、自信もついた。それを今度はリーグ戦で生かしたい」と気合十分だ。
チームは5月20日の鳥栖戦(●0―2)から4戦勝ち星がない。「結果が出ていなくてもやることは変わらない。もったいないシーンが多く、もっと厳しくやらないといけない。仲がいいだけじゃダメだと思うし、アルビのサッカーを続けてやれば大丈夫だと思う」と自分たちのスタイルに自信を持つ。
「もっとゴールに向かう姿勢で迫力を出していきたい。ミスしてもどんどんチャレンジしていきたい。チームを助ける一発を決めたい」。5月14日の横浜戦(○2―1)で決めた鮮やかなミドルシュートは、5月のJ1ベストゴールに選出された。あの時のような思い切りの良さでチームを引っ張っていく。
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