【Jトピ~データで読み解く】新人最長時間出場は横浜FC林幸多郎 同期の近藤友喜と左右両サイドで躍動

2023年08月02日 06:00

サッカー

【Jトピ~データで読み解く】新人最長時間出場は横浜FC林幸多郎 同期の近藤友喜と左右両サイドで躍動
新人出場時間5傑 Photo By スポニチ
 今季も多くの新人選手がJリーグの舞台に飛び込み、各クラブで奮闘している。多くがプロの壁に直面している中で、今回はJ1で出場時間が上位の選手をピックアップした。
 例年に比べ、即戦力として定位置をつかんでいる新人選手は決して多くない。その中で存在感を発揮している選手としては、横浜FCで主に左サイドでプレーするDF林幸多郎が挙がる。

 佐賀県出身の林は鳥栖の下部組織から明大に進み、4年時には主将を務め関東大学リーグ1部優勝。プロ選手生活と並行して、司法試験の勉強に取り組む文武両道ぶりも話題になっている。

 今季21試合のうち18試合に出場し、出場1447分は全18チームの新人で最も長い。開幕6戦目で初先発をつかみ4バック布陣の左右サイドバック、チームが3バック布陣に変更後は左ウイングバックとして先発に定着。リーグ中断前の7月広島戦でうれしいプロ初ゴールを決めた。豊富な運動量を誇り、5月の新潟戦でチーム今季個人1試合最長の走行距離12.586キロを記録している。

 横浜FCで林と同期で、日大から加入したMF近藤友喜が出場時間2位。林と逆の右サイドで先発定着を目指している。昨季まで特別指定で2年間計11試合に出場した経験もあり、開幕から先発起用され4月の札幌戦で初得点。スピードを生かしたドリブルからのクロスを武器に、ここまで新人最多の3アシストを記録している。

 桐蔭横浜大をインカレ優勝に導いた川崎FのFW山田新は、途中出場中心でここまで2得点。高卒組ではともにユースから昇格したサイド選手の広島MF越道草太とFC東京MF俵積田晃太が、ともにクロスでアシストをマークしている。

 今季後半もチーム内競争を勝ち抜いたルーキーの、リーグをさらに活性化させるような活躍が期待される。
(データ提供・データスタジアム)

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