天皇杯前回王者・J2甲府が16強で敗退 篠田監督「前半は狙い通りだった」

2023年08月02日 22:10

サッカー

天皇杯前回王者・J2甲府が16強で敗退 篠田監督「前半は狙い通りだった」
神戸に敗れ、肩を落とす甲府イレブン=JITス Photo By 共同
 【第103回天皇杯4回戦   神戸4―1甲府 ( 2023年8月2日    JITス )】 前回王者のJ2甲府がJ1首位の神戸に4―1で敗れ、昨年から続く天皇杯J1相手の連勝が6でストップした。
 神戸の足下をぐらつかせたのは前半20分、左サイドからの意表を突いたFKだった。直接蹴り込まず変化を付けると、左サイドのFW宮崎がカットインからシュート性の鋭いクロスを供給。神戸DFの頭をかすめてゴールネットを揺らすと、ゴール裏のサポーターが歓喜に沸いた。

 ただ、後半になって神戸がFW大迫、武藤の二枚看板を投入すると戦局が一変。同8分に大迫のクロスからオウンゴールで同点に追い付かれると、同15分には武藤に逆転ゴールを決められて万事休す。後半だけで4失点し、タレント軍団に力負けした。

 篠田監督は「前半はプレスのかけ方はうまくはまった。1―0で帰ってこられたのは狙い通り」と評価したが、失点を重ねた後半については「武藤選手、大迫選手を信じて追い越していく選手をつかまえきれなかったことが大きな失点の要因」と肩を落とした。

 6日にはJ1昇格を目指すリーグ戦が再開する。「天皇杯は個々で終わったので、いかに次のリーグ戦に準備できるか。難しい課題だがやるしかない。敗戦を受け止めて進みたい」と切り替えていた。

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