新潟・小見 ホーム湘南戦で1日遅れの誕生日弾だ 11日で21歳 田中達也コーチ「もっと仕掛けて」

2023年08月11日 04:00

サッカー

新潟・小見 ホーム湘南戦で1日遅れの誕生日弾だ 11日で21歳 田中達也コーチ「もっと仕掛けて」
11日に21歳の誕生日を迎える小見 Photo By スポニチ
 J1新潟は12日、ホームで湘南と対戦する。10日は聖籠町のアルビレッジで湘南を想定した実戦練習などを完全非公開で行った。11日が21歳の誕生日のFW小見洋太は、リーグ戦7試合連続で先発出場中と主力として存在感を発揮。湘南戦で21歳“初ゴール”を決めてチームを2試合ぶりの勝利に導く。
 21歳を迎えた小見は「いいスタートを切りたい。21点くらい取りたい。もちろん今季中に」と大目標を口にした。これまでリーグ戦は19試合に出場し7戦連続先発出場中だが、ゴールネットは揺らせていない。「1試合にチャンスは数回ある。それを全部決め切れればこれから2桁は取れる。チャンスを逃さず決め切りたい」。今度こそリーグ戦でゴールを決めるつもりだ。

 2日の天皇杯4回戦の町田戦では、後半45分にゴールを決めてチームを準々決勝に導いた。その後、中2日の前節名古屋戦はフル出場。走力を生かして守備から攻撃へとチャンスをつくり続けた。名古屋戦の走行距離はチーム最長の11・747キロ。リーグ全体でも2位の高い数字を残した。「守備の意識も高くなったし、手応えをつかんでいる。あとは奪ってから自分で最後まで仕上げられるようになりたい」とボールを奪ってからのフィニッシュの精度を上げようと意気込んでいる。

 町田戦では約4カ月ぶりのゴールを決めて「これだけ長く決まらなかったことはなかったので、少しホッとした」と気持ちも吹っ切れた。田中達也コーチからは「足元で受ける部分はいいところが多くなった」と褒められ「違いを出すために、もっと仕掛けていかないと」とアドバイスされた。「チームにアクセントをつけられるように自分が積極的に仕掛けて、迷わず焦らず足を振り抜きたい」とゴールへのイメージは万全。あとは決め切るだけだ。

 誕生日の11日は試合前日のため「何もせずにいつも通り過ごす」と話す。「湘南戦で21歳初ゴールを決めたら、それが自分自身へのプレゼント。試合が終わったらご褒美にローストビーフを作って食べたい」。自らのゴールで誕生日と勝利を祝うつもりだ。

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