新潟・中野社長が秋春制移行に反対表明「移行しなくてもアジアで戦うチームはできる」

2023年08月11日 17:54

サッカー

新潟・中野社長が秋春制移行に反対表明「移行しなくてもアジアで戦うチームはできる」
サポーターカンファレンスで秋春制に反対を表明した新潟の中野社長 Photo By スポニチ
 J1新潟の中野幸夫社長が11日、新潟市内で行われたサポーターカンファレンスで秋春制の移行について「反対」の意思を表明した。
 Jリーグは秋春制移行に向けた分科会を重ね、議論を深めているが中野社長はサポーターに向けて「どういった議論が行われているか、私たちの論点や持論を話したい」とあいさつし、これまでの分科会で話し合われたことなどを説明。その中で「シーズンを移行することがJリーグ、日本のサッカーが目指すものを達成できるのかロジックが見えない。移行しなくてもアジアで戦うチームはできると思う。シーズン移行には反対です」と表明した。

 5月に中野社長はメディアに向けて会見を行っており、当時は「秋春制に賛成や反対を申し上げる段階ではないが、(降雪などで)できないものはできないと話していく」と降雪地のクラブとしての立ち位置を話していた。今回の反対表明で「分科会もあと1回を残すのみとなった。8月から10月にかけては賛否の議論に入っていくので、この段階でスタンスを明確にすべきだと思った」と発言の意図を明かし「今後は各クラブが意思表示してくると思う。反対のクラブとは概念の違いを共有できたら」と話した。

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