【女子W杯】なでしこジャパン 前半0―1で折り返す シュート0本、今大会始めて先制点許す

2023年08月11日 17:16

サッカー

【女子W杯】なでしこジャパン 前半0―1で折り返す シュート0本、今大会始めて先制点許す
<日本・スウェーデン>前半32分、先制点を決められたなでしこイレブンは、相手GKが喜びを爆発させる中で円陣をつくり話し合う(AP) Photo By AP
 【女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会決勝トーナメント準々決勝   日本―スウェーデン ( 2023年8月11日    イーデン・パーク )】 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は11日、準々決勝が行われ、2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこジャパン」はスウェーデン(FIFAランク3位)と対戦。なでしこジャパンは0―0の前半32分に失点し、今大会初となる先制点を許した。そのまま前半を0―1で折り返した。
 日本を研究してきたスウェーデンが終始ゲームを優位に進めた。FIFA公式によると前半終了時で日本はシュート0本、ポゼッションは34%だった。先制点を奪われた後もスウェーデンにゴールをおびやかされた。ゴールポストに救われた場面もあり前半は劣勢のまま終了。しかしまだ0―1。2大会ぶりの4強進出へ、ハーフタイムでの修正がカギを握る。

 世界ランク3位のスウェーデンは、平均身長1メートル71という長身選手をそろえ、この日も高さとフィジカルで序盤からゲームを支配。すると前半32分、ゴール前のこぼれ球を最後はDFアマンダ・イルステッドが右足で強烈に叩き込んだ。

 日本は反撃を試みるも、いずれも単発に終わり、逆に同42分にはさらに失点のピンチに陥った。MFアラスニが強烈な右足ミドル。GK山下が必死に伸ばした手の先でわずかに触り、右ポストに救われたが、前半は地力に勝るスウェーデンが一方的に攻める厳しい展開となった。

 ◆今大会のなでしこジャパン成績
 ▽1次リーグC組
第1節 日本5―0ザンビア
第2節 日本2―0コスタリカ
第3節 日本4―0スペイン
 ▽決勝トーナメント
1回戦 日本3―1ノルウェー

 日本がこの試合に勝利した場合、15日の準決勝(イーデン・パーク、17時~)では、1次リーグC組第3節で4―0と下したスペインと再戦する。スペインは日本より前に準々決勝を行い、前回準優勝のオランダを延長の末に2―1で撃破。同国史上初の4強入りを決めている。1次リーグではカウンターを軸に宮沢ひなたが2得点1アシストと活躍。守っては得点を許さず4―0の完勝だった。

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