森保監督 先発10人入れ替えで示した「強さ」 底上げ手応え「いい経験を積んでくれた」

2023年09月13日 04:43

サッカー

森保監督 先発10人入れ替えで示した「強さ」 底上げ手応え「いい経験を積んでくれた」
<日本・トルコ>試合後、選手たちと握手をする森保監督(中央)=撮影・小海途 良幹 Photo By スポニチ
 【国際親善試合   日本4―2トルコ ( 2023年9月12日    ベルギー・ゲンク )】 ターンオーバーに対する不安を払拭した。伊藤敦、中村敬、毎熊らA代表初先発の選手たちが絡んで前半に3得点。2失点と課題を残したものの、「チーム全体のレベルアップ、戦術の共有という部分においては、選手たちはいい経験を積んでくれた」と手応えを口にした。
 W杯直前、昨年9月の欧州遠征ではチーム力底上げを狙い第2戦のエクアドル戦で先発全員を入れ替えるターンオーバーを実施。しかし“Bチーム”はちぐはぐで、0―0。過密日程のトーナメントを戦い抜くための2チーム構想は頓挫したかに見えた。

 W杯後、指揮官は過密日程や長距離移動も予想される26年W杯で勝ち抜くために選手層の強化に着手。多くの選手を招集して戦術の浸透を図ると、今年6月のペルー戦では6人を入れ替えながらも4―1で快勝。今後はターンオーバー制も、第2次森保ジャパンの引き出しの一つとなる。

 11月から始まるW杯アジア2次予選は北朝鮮やシリアなど試合会場も不透明な“死の組”だ。それだけに、アクシデントに対応できる選手層を獲得することは急務だった。指揮官は今後へ「より強いチーム、より勝つ確率を高められるチームをつくっていこうと思っています!」と力強く宣言した。

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