出直しドイツがフランス撃破。W杯後5戦全勝無失点のフランスから2発。先制のミュラーは「報われた」

2023年09月13日 11:16

サッカー

 【国際親善試合    ドイツ2―1フランス ( 2023年9月12日    ドイツ・ドルトムント )】 ドイツ代表がW杯カタール大会準優勝のフランスを2―1で破って6戦ぶりの勝利を挙げた。9日の日本戦に1―4で惨敗し、ハンジ・フリック監督(58)を電撃解任して臨んだ出直しへの第一歩。ドイツ連盟スポーツディレクターで暫定監督を務めたルディ・フェラー氏(63)は「選手や連盟にとってこのようにプレーするのは大切なこと。特に前半はトップパフォーマンス。我々全員に安心をもたらしてくれる。特に最近の連敗後では素晴らしい気分」と息をついた。
 開始4分でFWミュラーが先制点を決める最高の立ち上がり。地力に勝る強豪と粘り強く戦い、1―0後半42分にFWサネが加点した。

 相手は絶対エースのエムバペ投入を見送ったとはいえ、W杯準優勝も5戦全勝で無失点と強さを発揮していたフランス。2分後にPKで1点を返されたものの、そのまま逃げ切って3月25日の親善試合ペルー戦以来となる勝利を挙げた。直近の3連敗を含めて1分け4敗という泥沼からようやく抜け出した。

 ミュラーは「この3日間はひどい状況だった。対応してくれたルディ(フェラー暫定監督)とスタッフを祝福したい。我々はやるべきことをやった。ハードワークが報われた」と満足げ。GKテアステーゲンも「我々は全力をささげた。難しい日々を過ごしたけど、勝利で局面を打開できるなら一層素晴らしい。我々が今、最も必要としている自信をもたらしてくれる」と息をついた。

おすすめテーマ

2023年09月13日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム