韓国 クリンスマン体制6戦目にして初勝利も…地元メディアは手腕に疑問「サウジ弱すぎて喜び半減」
2023年09月13日 17:23
サッカー
試合については「前半の内容だけを見れば合格点だった。チームは主導権を握り、シュート11本のうち6本が枠内。前半32分にFWチョ・ギュソンが先制ゴールを決め、同35分にはPKを得られなければならない場面だったが審判の“誤審”で見逃されてしまった。他にも追加点を奪えそうなゴールチャンスが十分あった」とアピール。
だが後半は追加点を奪えず1―0のまま試合終了となり「後半は違った。前半と比べると攻撃を試みる回数が著しく落ちた。パウロ・ベント元監督時代に見せた質感のあるビルドアップや約束したプレーが不足。個人の問題というよりは、事前に約束した正確なポジショニングがないようだった」と指揮官の手腕を疑問視した。
さらに「何より相手の力が予想より大きく落ちていたという点がクリーンズマン監督初勝利の喜びを半減させた。サウジアラビアは精巧さが不足していた。簡単なパスミスや、ファイナルサードでは繊細さを欠きチャンスを作れなかった。キム・ミンジェがいる守備ラインをこじ開けるには明らかに力不足だった」と指摘。
サウジアラビアが直近の試合で6連敗を喫したことにも触れ「W杯カタール大会では優勝したアルゼンチンから金星を挙げたチームだったが、ここ最近は6連敗。9日にはコスタリカにも1―3で敗戦。そのコスタリカが12日のUAE戦で1―4と大敗していることからも、サウジアラビアの戦力の低さが間接的に分かる」と持論を展開。まだクリンスマン監督の抱える“問題”は解決したわけではないと報じた。
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