新潟・小見 U―23日本代表合流前に2戦連発決める アジア杯2発の同期・三戸に続く

2023年09月13日 07:10

サッカー

新潟・小見 U―23日本代表合流前に2戦連発決める アジア杯2発の同期・三戸に続く
2戦連続ゴールを決めてアジア大会に弾みをつけようと意気込む小見 Photo By スポニチ
 J1新潟は、リーグ再開となる17日のアウェーG大阪戦に向けて練習を積み重ねている。前節の浦和戦でJ1初ゴールを決めたFW小見洋太(21)は、貪欲に2戦連続ゴールを狙う。G大阪戦後は第19回アジア大会(20日から中国・杭州)に出場するU―23日本代表に合流するが、弾みとなる活躍でチームを3試合ぶりの勝利に導く。
 J1初ゴールを決めたことで、さらにゴールへの思いが増幅した。小見は「やっと点が取れて落ち着いた部分がある。もっと点を取りたいし、取らないといけないと思う」と力強く語った。

 ここまでリーグ戦は23試合に出場。なかなかゴールを決められず「J1の舞台では戦えないのかなとも思ったし、下のカテゴリーで修業した方がいいのかもと思ったときもあった」と苦しかった胸の内を明かした。それでも「なかなか結果が出ない中でも使い続けてくれた監督に感謝だし、寺さん(寺川強化部長)もアジア大会のメンバーに選ばれたことを喜んでくれた。みんなが信じてくれて本当にうれしかった」という。リーグ中断中の5日間のオフは、趣味の料理や釣りをしてリフレッシュする傍ら、聖籠町のアルビレッジで練習も行い、コンディションはキープした。

 「まだ1点。続けて取れるかっていうとそんなに甘いもんじゃない。だからこそ1点の価値は大きい」とその重みをかみしめる。G大阪戦後にはアジア大会に出場するU―23日本代表に合流するが「連続ゴールでチームの勝利に貢献して、代表活動に行きたい」と意気込んだ。

 同期のMF三戸はU―23アジア杯に参加中のU―22日本代表として、パキスタン戦で2ゴールを挙げた。「さすがですよね。自分もアグレッシブさを出してゴールにつなげていけるか、どんどんアピールしたい」と三戸に負けない活躍を誓った。

 松橋監督は「三戸や小見には調子の乗るところは乗っていってほしい。戦う場所や相手も今までとは違うのでその中で対応していってほしい」とエールを送る。小見にとって海外遠征は、20年のU―18日本代表のスペイン遠征以来、3年ぶり。「今の自分がどこまで通用できるのか知りたいし、持っている力を出し切りたい」。ここから小見の快進撃が幕を開ける。

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