J2首位町田が甲府と死闘ドローで昇格へ半歩前進 黒田監督教え子の宇野がプロ1号&同点弾

2023年10月08日 16:59

サッカー

J2首位町田が甲府と死闘ドローで昇格へ半歩前進 黒田監督教え子の宇野がプロ1号&同点弾
<町田・甲府>前半、勝ち越しのプロ初ゴールを決め喜ぶ町田MF宇野禅斗(左)と祝福するFW藤尾翔太 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J2リーグ第38節   町田3―3甲府 ( 2023年10月8日    町田GIONスタジアム )】 首位の町田が甲府とシーソーゲームの末に引き分け、J1昇格とJ2優勝へ半歩近づいた。他チームより1つ多い5試合を残し2位清水と勝ち点5差、3位東京Vと7差。早ければ22日アウェー熊本戦で2位以上が確定し、J1昇格が決まる。
 甲府対策として通常の4バックではなく3バック布陣を敷いた町田だが、前半26分に甲府FW飯島陸の今季初ゴールで先行された。それでも同37分、U―22日本代表のFW藤尾翔太が同点弾。直後の同41分には左クロスにMF宇野禅斗が相手と競りながら右足を伸ばし、プロ初得点を決めて逆転した。後半には同点に追いつかれ、アディショナルタイムに勝ち越しを許す展開に。それでも終了間際に再び宇野がゴール前でのこぼれ球を押し込み、土壇場で追いついた。

 宇野は青森山田で黒田剛監督の指導を受け、3年時にMF松木玖生(現FC東京)らと高校3冠を達成した。チームを救う2発に、試合後のインタビューでは「自分のところにボールがうまく転がって来てくれた。勝ち点1を取ることができたのはプラスかなと思う」と充実の表情を見せた。敗れた前節いわき戦の2―3に続く3失点に、黒田監督は「2試合続けて試練となったが、勝ち点1を積み上げられた。連敗しなかったことをポジティブにとらえたい」と前向きに話した。

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