川崎F 3年ぶり天皇杯決勝進出!福岡に4発完勝 2年ぶりタイトルかけ12・9柏と国立決戦へ

2023年10月08日 17:29

サッカー

川崎F 3年ぶり天皇杯決勝進出!福岡に4発完勝 2年ぶりタイトルかけ12・9柏と国立決戦へ
後半、チーム2点目のゴールを決め、登里(手前)と抱き合って喜ぶ川崎F・橘田 Photo By 共同
 【天皇杯準決勝   川崎F4―2福岡 ( 2023年10月8日    等々力 )】 天皇杯準決勝の2試合が8日に行われ、川崎Fは本拠地で福岡を4―2で下し、初優勝した20年度大会以来3年ぶり3度目の決勝進出を果たした。決勝は12月9日に国立競技場でJ2熊本に4―0で快勝した柏と対戦する。
 川崎Fはホームでサポーターの大声援を背に、前半5分に幸先良く先制。MF脇坂の左CKをニアでDF山村が頭で合わせてゴールネットを揺らした。山村にとっては昨年10月8日の清水とのリーグ戦以来、ちょうど1年ぶりの公式戦ゴール。試合の流れを引き寄せた。

 前半40分にはFWマルシーニョが得たPKをFWレアンドロ・ダミアンがまさかの失敗。その2分後に自陣のスローインを奪われ同点ゴールを決められた。その後も福岡に反撃を許したが、ピンチをしのぐと、後半11分に主将のMF橘田が大仕事。ゴール中央で左足で狙うと、そのシュートは相手DF2人に当たってネットに吸い込まれた。橘田は3日の蔚山(韓国)とのACL1次リーグ第2戦でも決勝弾を決めており、2戦連発。後半25分にはGK鄭成龍(チョンソンリョン)のゴールキックからマルシーニョが抜け出し最後は無人のゴールに流し込み、さらに同36分には左CKからレアンドロ・ダミアンが頭でダメ押し弾を決めた。試合終了間際に2失点目を喫したが、完勝と言える内容だった。

 橘田らの活躍もあり、チームは初優勝した20年大会以来の決勝進出。そのときはG大阪と対戦し、日本代表MF三笘薫(26=ブライトン)のゴールで1―0で勝利して初戴冠を飾っている。

 鬼木監督が就任した17年以来、無冠に終わった昨季以外は全てのシーズンでタイトルを獲得しており、2年ぶり7つ目のタイトルへ王手を懸けた。

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