川崎F 3年ぶり天皇杯決勝進出!福岡に4発完勝 2年ぶりタイトルかけ12・9柏と国立決戦へ
2023年10月08日 17:29
サッカー
前半40分にはFWマルシーニョが得たPKをFWレアンドロ・ダミアンがまさかの失敗。その2分後に自陣のスローインを奪われ同点ゴールを決められた。その後も福岡に反撃を許したが、ピンチをしのぐと、後半11分に主将のMF橘田が大仕事。ゴール中央で左足で狙うと、そのシュートは相手DF2人に当たってネットに吸い込まれた。橘田は3日の蔚山(韓国)とのACL1次リーグ第2戦でも決勝弾を決めており、2戦連発。後半25分にはGK鄭成龍(チョンソンリョン)のゴールキックからマルシーニョが抜け出し最後は無人のゴールに流し込み、さらに同36分には左CKからレアンドロ・ダミアンが頭でダメ押し弾を決めた。試合終了間際に2失点目を喫したが、完勝と言える内容だった。
橘田らの活躍もあり、チームは初優勝した20年大会以来の決勝進出。そのときはG大阪と対戦し、日本代表MF三笘薫(26=ブライトン)のゴールで1―0で勝利して初戴冠を飾っている。
鬼木監督が就任した17年以来、無冠に終わった昨季以外は全てのシーズンでタイトルを獲得しており、2年ぶり7つ目のタイトルへ王手を懸けた。