前田大然一発退場でセルティック大敗 地元メディアでは判定に疑問を訴える声も

2023年11月08日 10:32

サッカー

前田大然一発退場でセルティック大敗 地元メディアでは判定に疑問を訴える声も
前田大然(AP) Photo By AP
 【欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグE組第4戦   セルティック0―6アトレチコ・マドリード ( 2023年11月7日    スペイン・マドリード )】 セルティック(スコットランド)は敵地でアトレチコ・マドリード(スペイン)に0―6で大敗し、4試合を終えて勝ち点1となって1次リーグ突破が厳しくなった。開始6分に先制を許すと、FW前田大然が前半23分に一発退場になって数的不利な状況に追い込まれ、後半に4失点と力尽きた。
 右ウイングで先発した前田は前半21分に敵陣で相手が出したボールを追い、正面から走り込んできた相手DFエルモソの足元に左足を伸ばすと、先にボールを蹴った相手の左足に接触。足裏を見せた危険なタックルとしてイエローカードを受けた。その後にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で判定がレッドカードに見直された。

 10人となったチームはこの後に失点を重ねて大敗。試合の流れを決める分岐点となったが、スコットランドのメディアでは判定に疑問符をつける報道もあった。スコティッシュ・サン紙によれば、クラブOBの元ウェールズ代表FWハートソン氏は「悪意はなかった」と前田を擁護。同じくクラブOBの元アイルランド代表MFマクギーディー氏も「(判定は)厳しすぎる。足は上がっていたが、危険なプレーを行う意図はなかった」と語った。

 SNSではサポーターから退場判定を受け入れる声があった一方で、一部ではスロー映像は実際のプレーよりも危険に見えると指摘する声もあり「実際のゲームスピードではなく静止画で判断するならレッドカードは増える」「どんなタックルもスローにすれば、よりひどく見える」という投稿が紹介された。

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