【W杯アジア2次予選】C大阪DF毎熊晟矢が“公式戦”初選出「試合に出なければ意味がない」

2023年11月08日 15:00

サッカー

【W杯アジア2次予選】C大阪DF毎熊晟矢が“公式戦”初選出「試合に出なければ意味がない」
後ろ足で器用にボールを蹴るC大阪DF毎熊晟矢 Photo By スポニチ
 C大阪DF毎熊晟矢(26)が初めて親善試合以外で日本代表入り。この日大阪・舞洲で行われた公開練習で取材対応し「あそこでプレーしていると、試合に出たい気持ちはすごく強くなりますし、出なければ意味がない、というふうにも思う」と貪欲に出場機会を求めていく覚悟を示した。
 9月の欧州遠征、10月に続く招集決定の一報にも、表情が緩むことはない。むしろ日の丸を背負う責任感をより、身にまとった。「全て自分の中ではとても大事な試合でしたけど(今回は)公式戦というか、親善試合ではないので、違った雰囲気を感じるのかなと思いますし、すごく楽しみにしています」と武者震い。どんな気持ちが強いかと問われると「試合に出たい、という気持ち。不安、心配?ないですね」とキッパリ回答し、意志の強さをにじませた。

 欧州遠征で長時間移動を経験しているのも、毎熊にとっては強みになる。21日にシリア戦が行われるサウジアラビアは、日本の真夏のような高温多湿の気候。さらに長時間移動が加わり体力を削られるが「キツさっていうのは思い込みで多少、変わってくるかなと個人的には思っている。キツいな、と思うよりは、全然大丈夫、っていう気持ちでやった方が、そんなにキツくない」と自己暗示で乗り切る方法を会得した。どんな環境下でも、高いパフォーマンスを発揮できる自信はある。

 クラブにはレジェンドとも言うべきW杯経験者のMF香川真司(34)が今季から日本に復帰。毎熊の特長を理解し生かしてきた。「真司さんがこのチームに今年来ていなかったら、自分が代表に選ばれているかどうかもわからないぐらい、大きな存在」と改めて感謝した毎熊。中でも外でもプレーできる右サイドバックとして、日本代表に欠かせないピースになる。

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