J2長崎 名門サントスFCとのカリーレ監督契約問題を説明 「身勝手すぎる」サポーターも困惑
2023年12月20日 14:59
サッカー
チームは11月下旬、カリーレ監督と来シーズンの契約を締結。12月上旬、ブラジル現地でのサントスFCとカリーレ監督の契約交渉報道を受け、事実確認を行い、来季も長崎で指揮を執る意向を再度確認した。
ところが、19日にサントスFCと契約したいというカリーレ監督の意志を初めて確認し、急遽監督と電話会議。翌日の最終回答を待つことに。
20日早朝、サントスFC公式SNSでカリーレ監督との契約合意の投稿をチームが確認。その後、カリーレ監督の代理人からサントスFCに行きたいとの最終の意思表明があったと一連の流れを説明している。なお、現時点でサントスFCからは契約手続きに関する正式なオファーは届いてないという。
この事態を受け、代表取締役会長兼社長、髙田旭人氏は「今シーズンの悔しさをバネに来季こそはJ1昇格、という想いを共にしていただいているファン・サポーター、パートナー企業の皆様、クラブに関わる全ての方々に一連の報道で不安を仰ぐような事態となっており心よりお詫び申し上げます」と騒動について謝罪。
「クラブとしても、急な状況に困惑しておりますが、事実確認と状況の整理、また、来季にむけて契約更改が進んでいる選手・スタッフの不安を一刻も早く解消できるように全力で努めていきます。チームの方針は今後も変わることはなく、目指すべき目標達成に向かって、環境・体制づくりを全力で取り組んでいきます」と、今度進展があり次第随時お知らせするとした。
この発表を受け、サポーターらは「スポーツ裁判案件だろうな」「カリーレもサントスも身勝手すぎる」「次の監督を早めに決定した方が良さそうだな」「不穏すぎる」など困惑と厳しい声が寄せられている。
サントスはかつてペレ氏やネイマール、三浦知良などがプレーしていたブラジルの名門。リーグ優勝8回、南米王者を決めるリベルタドーレス杯も3度制覇した名門が今季、ブラジル1部で史上初の降格が決まったこともあり衝撃が走った。
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