小野伸二氏 自叙伝発売イベント「凄いアマチュア選手がいるなと思ってもらえるように」サッカーは継続

2023年12月20日 18:31

サッカー

小野伸二氏 自叙伝発売イベント「凄いアマチュア選手がいるなと思ってもらえるように」サッカーは継続
自叙伝「GIFTED」(幻冬舎)の発売イベントに参加した小野伸二氏 Photo By スポニチ
 今季限りで現役を引退した元日本代表MF小野伸二氏が20日、都内で行われた自叙伝「GIFTED」(幻冬舎)の発売イベントに参加した。引退を機に発売された同著について「自分がこう育って、こういうことを考えていたというのを自分の言葉として残したかった。読んだ人が何かを感じて、何かを得られたなと思ってもらえれば。いち人間としての小野伸二をつづったつもり。それを皆さんに知ってもらいたい」とPRした。
 今後については「もう選手ではないけど、いちサッカー人として、子供たちに教えることもサッカーだし、仲間内でやるのもサッカーだし、いろんなところでこれからもサッカーを楽しんでいきたい。ちびっ子たちにサッカーの楽しさを少しでも伝えられたらいいなと思う。(今季所属した)札幌さんとの関係も変わりなく続いていくと思うので、チームがJリーグでタイトルを獲るために何が必要なのかを含めていろんなところで協力できたら」と話した。子供たちに指導するためにもボールは蹴り続けることを明かし「もうプロじゃないですけど、凄いアマチュア選手がいるなと思ってもらえるように頑張っていきます。どこかに呼ばれた時にボールを蹴れない自分は見せたくない。常に子供たちにはいいものを見せたいので、トレーニングも続けます」と茶目っ気たっぷりに話した。

 サッカーを習う小学生に向けては「教えられすぎ」を危惧。指導者に向けて「ヒントを教えるのはいいけど、答えを教えてはいけない。教えられなくても自分でできる。中学・高校くらいになって指導者に教わるのは大事だと思うけど、週1、2回のトレーニングでも自分で考えてワクワクするような発想をいかに学ぶか。教えられすぎているという言い方は良くないかもしれないけど、自分で考えてほしいということ」と力説していた。

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