毎熊晟矢 日本代表入りは皆さんのおかげ
2023年12月20日 06:00
サッカー
3日のシーズン最終戦・新潟戦の後は、サッカーから完全に離れて14日までしばらく休んでいました。体だけでなく、頭もサッカーから一度離れるというだけで、リフレッシュになりました。15日には講師として「関西サッカーフェス」に参加。純粋にサッカーを楽しみ、うまくなりたいという気持ちを感じる子供たちと触れ合いました。そこがサッカーをやっている原点だと思うので、改めて気づかせてくれました。ありがたいことに来年1月1日のタイ戦にも日本代表のメンバーとして呼んでいただいたので、これからはそこで試合ができる状態に持っていかないといけないと思っています。
今年、日本代表に入れたのは、セレッソに関わる皆さんのおかげだと思っています。一度入ってからは「代表選手」という見られ方をしますし、メディアの方々の人数など、いろいろなものが変わりました。そこからは少し難しくはなりましたけど、振り返ると、日を追うごとに成長できたなと感じるシーズンでした。
来季のことはまだわかりませんが、先日、強化部とも面談して「今後のセレッソに必要な選手」と言ってもらいました。梶野さん(強化部長)、小菊さん(監督)には日本代表に入るのを期待してもらっていたので、入ったときは安心しましたし、改めてシーズンの最後に言っていただけるのはうれしかったです。ありがたいですね。一つ言えるのは、お金じゃないと思っています。それ以上のものを、セレッソにはもらっていますからね。
最後にセレッソファミリーの皆さんへ改めてお伝えしたいことがあります。決してきれい事ではなく、皆さんのおかげで代表に入れたというのは、心の底から思っていることです。感謝の気持ちしかありません。一年間、本当にありがとうございました。
◇毎熊 晟矢(まいくま・せいや)1997年(平9)10月16日生まれ、長崎県出身の26歳。小1から競技を始め、東福岡3年時に総体と選手権の2冠。桃山学院大を経て20年に長崎へ入団し、J2通算74試合出場6得点。22年にC大阪へ完全移籍し、J1通算59試合出場4得点。23年9月に日本代表へ初招集され、国際Aマッチ3試合出場。1メートル79、69キロ。利き足は右。
おすすめテーマ
2023年12月20日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
阪南大DF高木 J2清水を「必ずJ1に上げたい」 高校時代の夢「漁師」から大きく進路変更
-
桐蔭横浜大で昨季日本一貢献の3選手がプロ入り 川崎F加入の山内日向汰主将「静かだけどいいチーム」
-
来季Jリーグ開幕戦は史上初の“金J1”2試合が実現 天皇誕生日に昼と夜で
-
【Jトピ~データで読み解く・代表特別編前編】第2次森保Jは超攻撃型 2列目個性発揮で上田ゴール量産
-
Jリーグ「秋春制」正式決定 積雪対策は継続検討 野々村チェアマン「ここからが大事」
-
26年夏の欧州移籍が活性化 強化部の手腕問われる 今季まで広島強化部長の足立氏がJ秋春制移行語る
-
来季からルヴァン杯1次リーグ廃止 トーナメント方式でJ1~3の60クラブが参加
-
フルミネンセ クラブW杯決勝進出 浦和―マンC勝者と対戦