メッシ劇場30分超!ボールを持つたび大歓声 華麗なドリブル&シュートに騒然 PK戦は“残念”蹴らず

2024年02月07日 21:01

サッカー

メッシ劇場30分超!ボールを持つたび大歓声 華麗なドリブル&シュートに騒然 PK戦は“残念”蹴らず
<神戸・マイアミ>後半、シュートを放つメッシ(右から2人目)=撮影・小海途 良幹 Photo By スポニチ
 プレシーズンツアーで来日した米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のマイアミFWリオネル・メッシ(36)が神戸戦(国立)の後半15分に途中出場。華麗なドリブルを見せるなど、国立競技場の、日本のファンを魅了した。試合は0―0のまま90分間で決着がつかず、試合はPK戦に突入。神戸がPK戦4ー3で勝利を飾った。
 前半はベンチで笑顔を見せながら戦況を見守っていたメッシが国立のピッチに“降臨”した。後半開始直前にはピッチ横でメッシがアップを開始。場内が騒然としていた。後半15分、メッシがベンチコートを脱ぎピンクのユニホーム姿でピッチに歩き始めると、国立に大歓声が響き渡った。まさに騒然。「メッシ!メッシ!…」の声を浴び、デヴィット・ルイズと交代したメッシ。ボールタッチするごとに観衆2万8614人から歓声が巻き起こった。

 完全に試合の雰囲気、流れを一変させたメッシは、後半32分に中央を駆け上がり、ゴール前でスピードに乗り抜け出すと左足でシュート。GK新井にはじかれるも、こぼれ球を再び押し込む。しかし、それもはね返されゴールとはならなかった。

 軽やかなボールタッチ、軽快なドリブルにシュートも見せた“神の子”。ピッチ上ではチームメートに大声と大きなジェスチャーで指示を出す場面もあった。まさにメッシ劇場と化した国立で、異次元の30分間を見せつけた。

 決着つかずのPK戦中には、ピッチ中央で仲間たちと笑顔で話す場面も。メッシはPKを蹴ることなく、試合後は神戸のメンバーと握手を交わしながら健闘を称え合った。そして、国立の大歓声に何度も手を振って応え、ピッチを後にした。

 先発したジョルディ・アルバは試合後「レオが入って変わった。全体的にいい試合ができた」とメッシのプレー称えていた。

 4日に香港で行われた親善試合を欠場したメッシは、6日に都内で行われた会見で、内転筋に違和感があったことを明かし「ここ数日に比べるとだいぶ良くなっている」と話していた。また、神戸に関しては「イニエスタがプレーしていたチーム。どうしているか気になり、結果を見ていた。王者なので手ごわいことは分かっている」と語った。同日に千葉市内で行われた練習では、ボールを使ったメニューやミニゲームで調整。ツアー公式SNSでも全体メニューをフル消化したと紹介されていた。

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